みなさんの公務員のイメージとはどんな感じでしょうか。
以前の記事では、「収入の安定」、「高給」、「定時退社」の3つのイメージについて解説しました。
part2では、「税金で給料をもらっている」、「仕事が楽」、「何もしてくれない」の3つについて解説していきたいと思います。
世間のイメージと実際の状況は合致しているのか、それともかけ離れているのか、この記事を読んでぜひ参考にしてください。
その前に、当ブログの紹介です。
それでは、解説していきます。
世間のイメージと実際の状況を比較 part2
冒頭でも述べた通り、この記事では、「税金で給料をもらっている」、「仕事が楽」、「何もしてくれない」の3つについて、僕の経験を基に解説していきたいと思います。
税金で給料をもらっている
公務員として働いていると、必ず一度は耳にする言葉があります。
「公務員は税金で給料をもらっているんでしょ?」です。

僕も、これでもかというくらい何回も耳にしています。
公務員以外の方は、誰しもが思っていることだと思います。
結論から申し上げますと、これは正しいです。
しかし、多くの方が勘違いしていることがあります。
それは、公務員の給料すべてが税金からまかなわれているわけではないということです。
以下の画像をご覧ください。

赤いほうのグラフ(歳入)をご覧ください。
これは国の収入を表しているグラフです。
その中でも、税金にある部分は「租税及び印紙収入」の部分です。
見てわかる通り、税金でまかなわれている部分は67.6%です。
つまり、国が使えるお金はすべて税金でまかなわれているということではないということがわかると思います。
そして公債金(約25%)となっている部分は国の借金によって賄われている部分です。
ここでは詳しい説明はしませんが、「国の借金=私たちが負担する」ものではないため、税金によってまかなわれている部分は67.6%ということです。
正しく言うならば「一部は税金で給料をもらっている」でしょうか。
仕事が楽
このように思う人も少なくないと思います。
先ほど申し上げた、「一部は税金で給料をもらっている」ということからも、仕事が楽そうと思われるのも仕方ないかもしれません。
結論、これは間違っています。
近年は、社会問題も多様化していることから、公務員が対応しなければならない案件が増えてきています。
しかし、公務員の数は減少傾向にあり、残された職員一人ひとりの仕事量や負担は増えています。
そして、今後もこの傾向は続くと見込まれることから、今後もますます公務員の仕事や負担は増えていくと思います。
また、公務員は、利益を出すことが目的の仕事ではありません。
むしろ、「ミスをしないこと」、「不公平が起きないこと」、「説明責任をはたすこと」が強く求められます。
民間企業であれば、「多少の失敗は成長するために必要」という場面でも、公務員の場合は、「税金の無駄遣い」、「不適切対応」、「信頼の低下」として組織全体の問題となります。
精神的にも、とても楽といえるものではありません。

僕の職場でもメンタルで病んでしまう人は少なくないです。
何もしてくれない
これは、「何か問題や困っていることがあり、役所に対応してほしいにもかかわらず対応してくれない」という意味で解説します。
結論としては、半分正解、半分不正解です。
なぜそう思うのかといいますと、「何もしてくれない」のではなく「できない」が正しいからです。
これは、先ほども少し触れましたが、公務員は誰に対しても公平でなければならないためです。
民間企業であれば、お得意様には優遇することは多々あると思いますが、公務員であれば特定の個人に優遇することは許されません。
そして、公務員の仕事はすべて、法律、条令、規則、要綱によって根拠があり、「できないことはできない」とはっきり決まっています。
役所の窓口に相談しても「せっかく役所を頼ったのに何もしてくれない」と言って帰られる住民の方は少なくありません。
対応した職員個人の気持ちとしては解決してあげたい気持ちでいっぱいだと思いますが、「できないものはできない」ので、心苦しいですがはっきりと断る必要があります。
しかし、相談に来た住民の方はそんなことは知りませんから、結果として「役所は何もしてくれなかった」という印象が残ったまま、窓口から帰るということが起こるわけです。

これに至っては仕方ない部分もあるかもしれません。
まとめ
この記事では、「税金で給料をもらっている」、「仕事が楽」、「何もしてくれない」の3つについて解説しました。
結果としては、
「税金で給料をもらっている」→一部正しい。
「仕事が楽」→ 間違っている。
「何もしてくれない」→半分正解、半分間違い。
といったところです。
世間の公務員のイメージは、実際に公務員として働いている僕からすると全く逆のように感じています。
世間のみなさんが思う公務員のイメージが少しでも現実と近づいてくれることを願うばかりです。
今回の記事は、みなさんのお役に立ったでしょうか。お役に立てたのであれば幸いです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。




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