みなさんの公務員のイメージとはどんな感じでしょうか。
よく聞くイメージとしては、「収入の安定」、「高給」、「定時退社」といったところではないでしょうか。
そんな世間のイメージと実際の公務員の状況はあっているのか。それともイメージとはかけ離れているのか。
そんな疑問を現役公務員の僕が解説していきたいと思います。
これから公務員を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
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世間のイメージと実際の状況を比較
この記事では、「収入の安定」、「高給」、「定時退社」の3つについて、世間のイメージと実際の状況を比較していきます。
収入の安定
これは多くのみなさんが思っていることではないでしょうか。
結論。これは正しいです。
それでは、具体的にどう正しいか解説します。
①給料やボーナスが売り上げに左右されない。
民間企業では、自社の売り上げから従業員の給料やボーナスを支払います。
今年の売り上げが去年より少ないからボーナスを減額なんてことは民間企業ではよくある話だと思います。
しかし、公務員ではそんなことはまずありません。
そもそも、公務員には売り上げや利益といった概念はないため、来年の給料やボーナスの心配をする必要はありません。
確実に、給料とボーナスをもらうことができます。
②年功序列で確実な昇給
民間企業であれば、ノルマや売り上げ目標があり、その達成度合いによって昇給や昇格につながってきますが、公務員にはそんなものはありません。
普段から普通の仕事をしていれば、翌年には確実に昇給していきます。
そして、来年は減給になるかもといった心配はまずはありません。
しかし、ノルマ等が無い分、頑張った人も人もそうでない人もよっぽどのことがない限り、同じ年齢の人は同じ給料をもらいます。
これがメリットに感じる人もいればデメリットに感じる人もいると思います。

僕の場合も、勤め始めた最初の年の基本給は14万円程度でしたが、今では25万円近くになりました。
とくに目立った成果を出したわけでもなく、長く勤めただけで確実に昇給していくため、その点僕はメリットと感じています。
③確実に年2回のボーナスがもらえる
公務員では、夏と冬の2回、確実にボーナスがもらえます。
①と重なる部分がありますが、民間企業であれば年1回しかボーナスがもらえなかったり、業績が悪くなったため今年のボーナスはなしといったことがありますが、公務員はそんなことはまずありません。
また、ボーナスは公務員になった1年目でも確実にもらえます。
収入の安定という部分では間違いなく民間企業より優れています。

僕の場合も、勤め始めた1年目からボーナスがもらえました。
そして、今日までボーナスがもらえなかったことは1度もありません。
高給かどうか
これも世間もみなさんが思っていることではないでしょうか。
結論、これは間違いです。
しかし、公務員にもさまざまな職種があり一概に間違っているとは言えませんが、地方公務員に限って言えば間違っているといえます。
そもそも、みなさんは公務員の給料がどのようにして決まっているかご存じでしょうか。
公務員の給料は、「俸給表」というものに基づき支給されます。
そして、この「俸給表」というものは国の機関である人事院というところが、民間企業の給与実態を調査し、その結果を基に「世間の給与はこれくらいが平均なので公務員の俸給表もこれにあわせましょう」と国会に提出します。
最終的に、国会に提出された「俸給表」が承認されれば、公務員の給料が決定します。
その決定した俸給表を基に各地方自治体が多少の調整を行い、地方公務員の給料が支給されます。
これが大まかな流れです。
つまり、地方公務員の給料は民間企業全体の給料の平均ということになります。
多すぎず少なすぎずといったところになるので、高給かといわれると答えは「ノー」です。
また、これから公務員を目指している人の夢を壊してしまう言い方かもしれませんが、高給ではないため公務員でお金持ちになれるかというとそうではありません。
そして、「俸給表」というものは各自治体の条例によって定められているため、見ようと思えばいつでもだれでも見ることができます。
みなさんも気になった自治体のホームページ等で条例を確認すれば、その自治体の給料がわかるというわけです。
定時退社について
最後に、定時退社についてです。
これも結論は、間違っています。
部署によって忙しい時期は異なりますが、年中定時で帰れる部署は少ないです。というよりほとんどないと思います。
例えば、税金を所管する部署では確定申告の時期であったり、住民票を担当する部署では3月、4月の時期であったりと、部署によって忙しい時期はバラバラです。
しかし、どの部署であっても確実に忙しい時期があり、毎日定時で帰ることができる部署というものはほとんどありません。
みなさんの住んでいる自治体の県庁あるいは市町村役場の前を夜の遅い時間に通ってみてください。
どこかしらの電気がついている場所があると思います。
つまり、定時退社というものは幻想であるということで「残業」は確実にあります。
ここまで忙しいアピールをしてきましたが、その逆もあり全く忙しくない時期も当然あります。
その時期では、休みがとりやすかったり、定時退社といったことはもちろんできます。
世間のイメージと合っているのは「収入が安定」しているところ
ここまでで、「収入の安定」、「高給」、「定時退社」の3つについて、世間とのイメージについて比較してきましたが、イメージ通りなのは「収入の安定」といったところです。
しかし、「収入の安定」しているということは実はとても大切なことでもあります。
どういうことかというと、収入が安定してるということは「今後の人生設計がしやすい」ということです。
民間企業であれば、何十年後か先の未来では倒産してるかもといった心配がありますが、公務員であればその心配はほとんどありません。
そして、収入が安定しているため、車の購入や家の購入といった高額の買い物をする際に銀行などからの融資が受けやすくなります。
そのため、○○歳で車を購入し○○歳で家を建ててといった人生設計がしやすいといったメリットがあります。
将来に対する不安というものは誰しもが持っていると思いますが、その不安が少しでも軽減されるという部分は、民間企業よりも良い部分ではないでしょうか。
まとめ
ここまでのまとめと行きましょう。
世間のイメージと実際の状況としては
「収入の安定」→ 正しいイメージ
「高給」 → 地方公務員に限って言えば間違い
「定時退社」 → 間違い
といったところです。
いかかでしたでしょうか。
これから公務員を目指そうと思っていた人または民間企業に勤めている人の思っているイメージと違いはあったでしょうか。
3つのイメージに絞って比較していきましたが、公務員または民間企業それぞれに働くメリット、デメリットがあるので、どちらで働くほうが自分に合っているかしっかり見極めたいところです。
今回の記事は、みなさんのお役に立ったでしょうか。お役に立てたのであれば幸いです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。



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