選挙における公務員の仕事とは?知られざる裏側を解説

番外編

みなさんこんにちは。かずねこです。

もうすぐ衆議院議員選挙が始まるこの頃ですが、ふと

「選挙って誰が運営しているの」

と疑問に思ったことはありませんか。

実は、選挙運営は公務員によって行われています。

公務員の仕事はほんとに多岐にわたると思いませんか?

この記事では、実際に現役公務員として働いている僕が現場の実態を踏まえながら、選挙における公務員の仕事を分かりやすく解説します。

なお、この記事では僕が勤務している自治体での事例を紹介しています。
大まかな部分はどの自治体も共通していると思いますが、細かい部分は自治体によって異なることがあります。

本題に入る前に、当ブログの紹介をさせてください。

選挙って誰が運営しているの

冒頭でも申し上げたとおり、選挙は公務員が運営しています。

もっと細かく言うと、国や市町村に設置されている選挙管理委員会が主体となって運営しています。

ただし、選挙管理委員会だけで選挙を行うことはできません。

実際の現場では、

・選挙管理員会以外の市役所・町村役場の職員

・会計年度任用職員・非常勤職員

など、多くの公務員が選挙の運営に関わっています。

選挙事務の種類

では、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。

事務の種類 勤務時間仕事内容
期日前投票投票日の約1週間前から投票日前日投票事務と同じ
会場設営選挙前日 約1時間程度会場の設営
投票事務選挙当日 6:00~20:00受付、投票用紙の交付など
開票事務選挙当日 19:00~開票終了まで投票用紙の開票、集計

期日前投票

期日前投票は、選挙当日に投票所へ行けない人があらかじめ投票できる制度です。

投票日当日とは異なり、投票できる場所や時間が限られていることが多いです。

仕事内容は、投票事務と同じですが、この時点で選挙事務に従事する人はごく少数に限られます。

会場設営:選挙前日 1時間程度

まずは、選挙の前日に約1時間程度の時間で、会場設営を行います。

例えば、椅子や机の配置、投票記載台の設置などです。

仕事内容は大変ではありませんが、このためだけに選挙会場へ行く必要があるため、少し手間ではあります。

投票事務 選挙当日 6:00~20:00

選挙当日は、朝早くから夜までの長時間勤務になります。

投票事務の主な仕事

・投票受付

・投票用紙の交付

・投票箱の管理

・トラブル対応(記載ミス、代理投票など)

などがあります。

仕事内容自体は、単純作業で難しい物ではありません。

しかし、ミスが許されないため、常に緊張感があり精神的に疲れます。

また、現場によっては、空調設備が不十分であったりする場所もあるため、特に夏場や冬場の選挙ではとてもつらい思いをする職員もいます。

開票事務 選挙当日 19:00~開票が終わるまで

開票事務は夜遅くまでかかるが多いです。

日付が変わる時間までということも珍しくありません。

開票事務の主な仕事

・投票用紙の仕分け

・投票の集計、確認

・有効票、無効票の仕分け

・結果報告

などがあります。

選挙事務の大変なところ

選挙事務において個人的に大変だと思うところを紹介します。

長時間労働

僕の勤めている自治体では、基本的には投票事務開票事務担当する人は分かれています。

しかし、中には投票から開票まで担当する人もいます。

その場合はなんと約20時間程度勤務することになります。

担当が分かれている場合でも、長時間勤務なことには変わりありません。

しかも、選挙は日曜日に行われるので翌日も普通に出勤ということになります。

ミスが許されない

選挙事務では、細かいミス一つでも許されません。

万が一ミスが発生すると、全国ニュースに取り上げられるほど、ミスはあってはならないものになります。

仕事内容としては、単純なもので専門知識は不要ですが、いつも以上に慎重にかつ丁寧に行う必要があるため、精神的にもとても疲れます。

選挙事務の唯一のいいところ

選挙事務を行うにあたって、唯一のいいところを紹介します。

それは、お金がもらえることです。

選挙事務は休日に行われるため、手当がもらえます。

もらえる手当の額は、自治体によって異なりますが、お小遣い稼ぎにはちょうどいいくらいの額がもらえます。

選挙事務のいいところはこれくらいでしょうか。

ただし、中には休日振替で対応する自治体もあるみたいです。

そうなれば、唯一のメリットもなくなってしまいますね。

公務員は選挙で中立を求められる

公務員は、法律により政治的中立強く求められています。

そのため、

・特定の候補者を応援すること

・選挙運動への参加

・SNS等での政治的発信

などは厳しく制限されています。

これは、選挙の公平性を保つためのルールとして定められているので、公務員は選挙運動に注意する必要があります。

まとめ:仕事内容を理解したうえでみなさんも投票へ

ここまでの内容をまとめると

・仕事内容は、期日前投票、会場設営、投票事務、開票事務がある。

・投票事務、開票事務は、長時間労働でミスが許されず精神的に疲れる。

・手当がもらえることが唯一の喜び

選挙事務は、市役所・町村役場の職員になると必ず経験する仕事です。

普段はあまり意識されることはありませんが、僕たち公務員はみなさまが安心して投票できるように選挙を運営しています。

僕も選挙事務は大変な仕事だと思っていますが、とても重要な仕事でもあることを認識しています。

近々、衆議院議員選挙も行われるので、みなさんもぜひ投票へ行き投票所で働く職員の姿にも、少し目を向けてみてください。

最後までご愛読いただきありがとうございます。

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